A.『コロス』　
作　｜納谷真大
出演｜明逸人、小島達子、山崎亜莉紗、坂田亜里紗、柴田知佳、熊谷嶺

【作者より】教文を血の海にしてみたいという衝動に駆られ書きました。劇場を血まみれにするということはとても大変で、割と後悔しました。
今回はそのことを踏まえ、劇場を血の海にはしませんが、江田演出により、実際に血まみれにはせずとも、面白くなると信じております。真面目な話「人を殺める」ということについて、随分と思案して書きました。ちなみに教文短編演劇祭の優勝作品です。

B.『3人のタクラダ』　
作　｜納谷真大
出演｜氏次啓、能登英輔、ヨッシー、大和田舞、菊地颯平

【作者より】タクラダとは、田蔵田と書きます。鹿に似た獣で、鹿を狩るとき飛び出してきて殺されるという。転じて、自分に無関係なことで死んだり傷ついたりするもの、つまり愚者の意味で使われます。
「１人の文殊より３人のたくらだ」ということわざみたいなのがあります。知恵者１人より愚か者が何人かで考えたほうがより良い千恵が出るというたとえです。そんな感じを一生懸命に不真面目に戯曲にしてみました。

C.『ゴールデン・ウェディング・ポテト』　
作　｜白鳥雄介
出演｜能登英輔、小島達子、大和田舞、菊地颯平、熊谷嶺、上總真奈、ヨッシー、澤田未来、城田笑美

【作者より】 ドキュメントの面白さを信じています。スポーツは筋書きのないドラマを作り、僕たちを感動させます。しかし、僕は筋書きあるストーリーを作っています。決められた着地点に向かう物語を。でも、それを作ろうとする家庭は間違いなくドキュメントです。虚構を作る役者・スタッフの姿は、ドキュメントのように、嘘偽りなく、懸命です。そのとき、皆様にご覧頂けるものはきっと僕が思ったものよりも遠くに着地すると思います。っていうテーマを擁したコメディでっす。

D.『いもの惑星』
作　｜熊谷嶺
出演｜氏次啓、櫻井保一、柴田知佳、上總真奈、澤田未来、明逸人、梅原たくと、坂口紅羽、佐藤杜花、城田笑美、大作開、ヴィンセント藤田、福士すずみ

【作者より】恐縮です。熊谷です。演劇の台本となるとほとんど書いたことがない僕が、悪戦苦闘の末書き上げたのがこちら「いもの惑星」です。最初はわかりやすいシチュエーションコメディを書こうとしていましたが、ぐんぐんねじまがってゆき、結局シュールな雰囲気のお話になりました。なにも考えずに書きましたので、どうぞなにも考えずにご覧ください。なにも考えてないので時期を無視してサンタクロースとかも出てきます。

E.『ちゃぶ台』　
作　｜江田由紀浩
出演｜小林エレキ、山崎亜莉紗、梅原たくと、宮田桃伽

【作者より】わっかりやすいコントですね。今回の上演にあたりもちろん改稿してますが、元々は８年前に書いたモノです。その時、主役を演じてくれたのは野村大ちゃん。あまりに役にピッタリで結果的に彼のために書いたような作品になりました。すこぶる評判も良く、芸人に憧れたけど芸人になれなかった僕としては、このコントのお陰で「これからも人を笑わせるモノを作っていこう」と、当時わりと本気で思えたりしたものです。

F.『鳥谷部さん』
作　｜江田由紀浩
出演｜櫻井保一、廣瀬詩映莉、江田由紀浩、工藤沙貴、佐藤杜花

【作者より】『ちゃぶ台』とは打って変わって、コントというより少しだけ演劇に近いものかもしれませんが、当たり前に文化的な匂いは一切ございません。そんなモノ、僕には無理です。さて、これもかなり前に書いた作品。７年前ですね。どんな気分で書いたのかさっぱり憶えてません。なんとなく思うがままに書いたのかな？テキトーですいません。あ！テキトーだ！テキトーに書きました！ビックリマークを付けて書くようなことじゃないですね。

G.『桃子・舞台版』　
作　｜江田由紀浩
出演｜廣瀬詩映莉、江田由紀浩、明逸人、氏次啓、小林エレキ

【作者より】HTBの深夜番組『平岸我楽多団』（毎週水曜深夜0:50より放送中）の企画、インスタントドラマ『桃子』 が元になった作品です。テレビでは与えられた「ト書き」を頼りに僕が即席で脚本を書き、俳優たちはそれをすぐに憶え、追い立てられるように撮影するという苦行を強いられました。雹も降りました。今回は脚本を書く時間も、セリフを憶える時間もタップリとあります。雹も降りません。ありがとうございます。

H.『マリッジスリー』 ※投票により上演決定！
作　｜江田由紀浩
出演｜廣瀬詩映莉、山崎亜莉紗、大和田舞、能登英輔、小林エレキ、櫻井保一、後藤七瀬、大作開

【作者より】ありがたいことに去年の『分泌指南』で上演した作品の中から選んでいただき、今年もやれることになりました。初演が７年前、再演が去年。その後、縁あってHTB『平岸我楽多団』にてコントドラマとしてリメイクされました。あ、これもHTBオンデマンドで動画が観られます。ということで、テレビも入れると今回で４度目です。回を重ねるごとに進化することもなく、ある一定のレベルなのは笑えます。

特別回.『The “MAKUAI” Best10』　

【演出家より】去年の『分泌指南』でセットチェンジ時間“幕間（まくあい）”に行った余興がなんと主役に！歌にダンスにコントに将棋！何が飛び出すか乞うご期待！なんだよ『The “MAKUAI” Best10』て！！あー、面白いなぁ！！こんな自由でクソくっだらないこと、やりたかったもんなぁ！！嬉しいなあ！！

一般 前売2,500円　当日2,800円

学生 前売1,500円　当日1,800円

一般 前売1,500円　当日1,800円

学生 前売1,000円　当日1,200円

一般 前売3,000円　当日3,500円

学生 前売1,800円　当日2,000円